こんにちは、ブロガーのかず(@kazblogx)です。
皆さん、自宅でワインは楽しまれているでしょうか。
たまに飲む方も、飲んでみようかなと思っている方も、ぜひグラスに目を向けてみて下さい。
ワイングラスによってワインの味は変わります。
ワインのポテンシャルを引き出せずに飲んでいると思うと、もったいないですよね。
本記事では、間違いなくワインライフを向上させる素晴らしいワイングラスを厳選して紹介します。
- 飲み口(グラスの縁)の薄さ
- グラスの軽さ
- 舌上の流れまで計算された形状
- ボウルの大きさ、香りの広がり
- 見た目の美しさ
ワインを映像コンテンツだとすると、グラスはモニター/ディスプレイのようなものです。私達はそのモニター(グラス)に映し出された映像(ワイン)を受け取ることができます。
逆に、安いワインでも良いグラスで飲むことでしっかりとその実力を感じることが可能になります。
品種によっても最適なグラスがあり、各品種を徹底的に研究して高品質なグラスを製造しているのが【リーデル】というメーカーです。
とは言えいきなり何脚も揃えるのは難しい、という方向けに入門用のグラスも紹介するので、ぜひ最後までご覧下さい。
リーデルのグラス
【RIEDEL】リーデルはオーストリアの老舗ワイングラスメーカーで、その製品の機能性には世界中のワイン生産者・愛好家からの信頼が寄せられています。
今回、リーデルの<ヴェリタス>シリーズのグラスをメインに紹介します。
リーデルにはハンドメイド(職人の手作業)とマシンメイド(機械でも製造)のグラスがありますが、ヴェリタスシリーズはマシンメイドの比較的新しい製品で、機能・見た目・価格のバランスが高いレベルで取れています。
<ヴェリタス シリーズ>のグラスは、ハンドメイドのような魅力と、マシンメイドにしかできない精密さの両方を兼ね備えています。リーデルのベストセラー マシンメイドグラス<ヴィノム シリーズ>より平均で15%も背が高く25%も軽量で、とても細くて繊細な仕上がりとなっているにも関わらず、耐久性にも優れていて食器洗浄機での洗浄も可能です。
リーデル 公式サイトより
ビール用やスピリッツ用、ハイボールグラスなど様々なラインアップがあるので、気になったらチェックしてみて下さい。
品種別ワイングラス
今回、以下の5種類のグラスを紹介します。
- 赤ワイン(カベルネソーヴィニオン系)
- 赤ワイン(ピノノワール系)
- 白ワイン(リースリング系)
- シャンパーニュ
- 入門用グラス
他にも品揃えは多数ありますが、まず押さえておきたいものを厳選しています。
私も使用していますが、どれも素晴らしい製品です。
全部とは言いません。ピンときたもの一つからでも手にして頂ければと思います。
赤ワイン(カベルネソーヴィニオン系)
このグラスはカベルネソーヴィニオンやメルロー種のようなしっかりとした渋みのあるワインに最適です。
産地で言うとフランスのボルドー地方に代表されるワインに適しており、もちろん世界中の多くの赤ワインのポテンシャルを引き出してくれます。
フルボディで、渋みの強い赤ワインに最適。ゆるやかなすぼまりの大きなボウルによって、複雑で芳醇な香りを解きほぐします。
リーデル 公式サイトより
また、ワインが舌上で横に広がるため、厚みのあるボディを感じつつ、強い渋みをやわらげます。
最近では本格的なワインがスーパー・コンビニなどでも身近に手に入れられるようになりました。おうちでも肉料理やチーズなどと合わせて本格赤ワインを味わいましょう。
赤ワイン(ピノノワール)
ピノ・ノワール種のワインは特に華やかな香りを楽しむことができます。
高級ワインで有名な「ロマネ・コンティ」も、フランスのブルゴーニュ地方にてピノ・ノワール種100%で造られるワインです。
酸味が強く渋みは中程度、複雑な香りの赤ワインに最適です。
大きなボウルが香りを十分にひらかせます。
ワインが舌先に導かれることで、強い酸味と果実味とのバランスを整えます。従来のピノ・ノワール用グラスに約1cmの垂直に立ち上がる飲み口が付け加えられたことで、香り、味わい、そしてテクスチャ―の各要素を、とてもエレガントに感じられる仕上がりです。
リーデル 公式サイトより
ピノ・ノワールのチャーミングな香りを楽しむために大きなボウルが設計されており、その至福の一杯を味わうために手に入れておきたい逸品です。
またこちらはロゼ・シャンパーニュにも適したグラスであり、泡のきめ細やかさやフルーティな味わいをより一層感じさせてくれます。
白ワイン(リースリング系)
さっぱりした白ワインにはこちらのグラスです。
高品質かつスタンダードなグラスのため、白ワインを主に飲まれる方にはぜひ手に入れて頂きたいグラスといえます。
縦長でしっかりとしたすぼまりをもつスタンダードなボウル形状のため、軽めの赤ワインやさっぱりとした白ワインなど、幅広い用途でご利用いただけます。
ワインは舌先に導かれ、舌の中央を直線的に流れ、果実味と酸味のバランスを整えます。世界的な試飲会でも使用されるグラスですので、グラス選びに迷った方には一番におすすめしたいグラスです。
リーデル 公式サイトより
スパークリングワイン
シャンパーニュ/スパークリングワインを飲む際にはこちらのグラスも用意しておきましょう。
シャンパンを味わう癒しの時間・お祝いの時間がより幸せなものになること間違いありません。
適度な容積があることで香りも楽しめ、シャンパンの味のふくらみも舌で感じることができます。
芳醇で華やかな香りや果実味を引き出す「卵型」のボウル形状
シャンパーニュを白ワイングラスで味わうという近年のトレンドを反映し、従来の細い「フルート型」ではなく「卵型」のボウル形状を採用しました。シャンパーニュの芳醇でひときわ華やかな香りや果実味をより一層楽しんでいただけるよう、ワインと空気の接触面積や香りをとどめる空間の容積が格段に大きくなっています。シャンパーニュを五感で楽しむことのできる、新しいスタイルのシャンパーニュグラスです。
リーデル 公式サイトより
▼スパークリングワインの種類について解説した記事も良かったらご覧下さい。
入門用グラス
気軽に日常使いしたい場合や、とりあえず入門用のグラスが欲しい、という方にはまずこちらをオススメします。リーデルのグラスとして口当たりも良く、本当に買って損をしないグラスです。
リーデルグラスのビギナー向けシリーズとして1989年に発表された <オヴァチュアシリーズ>
ブドウの品種や生産地で迷うことなく選ぶことができ、軽めの赤ワインやさっぱりとした白ワインなど、幅広い用途でご利用いただけるカジュアルグラスです。
リーデル 公式サイトより
名前の『Overture/オヴァチュア』とは序曲を意味しており、低価格であってもリーデルのグラスの素晴らしさに触れることができます。
上に挙げたグラスが高価で入手が難しくとも、このオヴァチュアだけでも絶対に手にして頂きたいというのが本音です。
リーデルグラスの中では気軽に使えるので、私はこちらでビールも飲んでいます。グラスの口当たりがいいので美味しく頂け、もうビール缶に口をつけては飲めません。
グラスの保管について
購入したリーデルグラスの保管についても紹介します。
グラスの保管は、以下の3択になるかと思います。
- 食器棚に置く
- グラスホルダーに掛けて吊るす
- 箱に入れておく
リーデルの魅力の一つとして、商品の箱はそのまま保管に使うことができるため、特に赤ワイン用の大きいグラスは頻繁に使わないならこの方法もおすすめです。
友人宅などに持ち出すことがあっても、大きな衝撃がなければ箱に入れて運べるので安心できます。
まとめ
ワイン生産者・愛好家からの絶大な信頼を誇る、リーデルのワイングラスを紹介しました。
リーデルのグラスはBARで使われていることも多く、おうち使いでもワインライフをより良いものにしてくれます。
まずは1種類でも試して頂き、それから品種別のグラスの使い分けにも踏み出してみてはいかがでしょうか。
ぜひリーデルのグラスを使ってみて、その素晴らしさを体感して下さい。